[ お役立ちコラム ]
住宅ローンではあまり知られていない元金均等返済方式とは?(後半)
お役立ちコラム
前半で金融機関の儲けのカラクリという表現をしましたが、返済方式の構造において、一般的な元利均等返済方式は内訳として最初の段階では利息の支払いが多く、元金の減りが少ないということになります。
利息の計算方法は残った元金に利率がかかりますので、元金の減りが遅い方が当然に利息負担が多くなり、特に最初のうちは元金も大きいため、より多くの利息収入が早期に金融機関に入る構造となっています。
一方、ご案内している元金均等返済方式は文字通り最初から最後まで決まった元金を均等に返済していきますので、最初も最後も元金の減り方は同じペースということになります。
つまり元金均等返済方式の場合、最初の段階から早めに元金が減っていきますので、それに利息がかかるのですから、総額の利息は必ず少なくなります。
ただし、デメリットとして最初のうちは毎月の元金と利息を合わせた返済額が元利均等返済方式と比べてどうしても多くなります。
よって、毎月一定に返済していきたい人には当初の負担が大きくなるため、厳しい返済になるかもしれません。 返済に余裕のある人は是非金融機関でシミュレーションしてもらって、納得の上でご選択してください。
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