住宅ローンを借りる場合、まず誰もが選択すべき事項として考えるのは金利体系かと思います。
つまり、固定金利か変動金利かという選択肢で、ここには皆さん関心がとても高いのですが、返済方法のことになるとあまり関心がないようです。
と言いますか、返済方法の選択肢があることを知らないという方が意外に多いのではないでしょうか。

返済方法とは元利均等返済方式と元金均等返済方式のことですが、こちらは金利体系とは違って、返済総額は必ず元金均等返済方式の方が少なくなります。
金利体系については金融機関にとって、どちらを選ばれてもそれほど決定的なマイナスはなく、公平な仕組みとして設計されています。
金融機関もあまりこの返済方法については説明していないように思いますが、これには儲けのカラクリがあるからです。
金融機関にとって、どちらが利息収入が多くなるかというと明らかに元利均等返済方式の方となります。

具体的なカラクリについては後半でお伝えします。