[ お役立ちコラム ]
ライフプランニング~高齢者世帯の家計
お客様と一緒にライフプランニングをしていく際、将来の夢やご計画を語っていただき、それぞれに予算を付けていきます。
そのひとつのパートにセカンドライフがあります。
どのようなセカンドライフを送りたいか。
「ゴルフを楽しみながら悠々自適に暮らしたい!」
「今と同じくらいの生活水準を継続したい!」など、そのご希望は様々です。
では、それらを叶えるのに毎月の生活費はどのくらい必要なのでしょう??
予想するのはなかなか難しいので、総務省公表の「家計調査」をよく参考にします。
この資料の中で、「高齢者夫婦無職世帯」の毎月の平均支出を見ていきますと
〇消費支出合計(月平均額) 243,864円(※)
〇内訳
・食料 62,432円(※)
・住居 17,500円(※)
・光熱・水道 20,385円(※)…
ここでいつも気になることが。
住居資金は地代家賃や設備修繕・維持費用のことで、住宅ローンは含まれません。
また消費支出にも含まれていません。
どういうことか。
老後を迎えて平均的に毎月24万円かかっているが、住宅ローンが残っていると、もっともっと支出があるということです。
老後の収入は年金だけで、住宅ローンをまだ返していかなければならないというのは、なかなか厳しいものではないでしょうか。
老後までには少しでも支出を減らしておきたい!と考えるなら、お住まいの購入計画は、現役の間に完了するような資金計画を是非検討していって欲しいと思います。
(※)引用元:総務省「家計調査(家計収支編貯蓄・負債編)」平成27年
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